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アンドパッドは激務?将来性や年収から退職勧告まで実態をリサーチ

アンドパッドは激務?将来性は?

「アンドパッドって激務なの?」
「アンドパッドは将来性がある?」
「アンドパッドの年収や業界でのシェアについて詳しく知りたい。」

アンドパッドに興味を持つ転職活動中の方が抱くこのような疑問はもっともです。

IT業界の転職を考える際には、激務といわれる職場環境や年収、企業の将来性といった要素を総合的に検討する必要があります。

結論として、アンドパッドは激務といわれる現場もありますが、業界内でのシェア拡大や大規模な資金調達など、将来性においても注目すべき企業です。

この記事では、アンドパッドの激務の実態や年収、将来性から退職に関する情報までリサーチし、その実態を、転職経験もありIT業界に長く勤める筆者が解説します。

転職が頭をよぎっても、「もう少し実力をつけてから」「準備してから」と先延ばしにしていませんか。

新しい一歩を踏み出すのは不安で、勇気が要るのは当然です。

しかし、アメリカではAIの普及により、すでに採用停止や人員削減を行う企業が増え始めています。

AIが業務効率を上げる一方で、必要な人員が減り、求められるスキルも変わってきたためです。

企業はこうした変化を見極めようと採用を慎重に進めています。

今のところ、日本では影響が小さいかもしれませんが、いずれこの流れが日本にも到来するでしょう。

AIが普及すれば、採用基準が変わり、採用数も大幅に減ると予想されます。

つまり、転職のハードルが高くなり、希望するポジションが狭き門になるかもしれません。

気になる企業や挑戦してみたい会社があるなら、不安を感じていても、今の採用基準で応募できる今こそ動くべきです。

転職活動は無料ででき、万が一うまくいかなくても、再挑戦の道は残っています。

しかし、将来、採用枠が大幅に絞られた時の後悔は避けたいものです。

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目次

アンドパッドは激務?その実態に迫る

アンドパッドについて調べると「アンドパッド 激務」というキーワードが出てきて心配になっている人もいるでしょう。

実際の労働環境がどのようなものかを知ることは、転職を検討するうえで非常に重要です。

ここでは、アンドパッドの働き方や労働環境について、解説します。

アンドパッドは激務なの?残業時間はどれぐらい?

アンドパッドのエンジニアの残業時間は比較的少ないとされています。

「エンジニアの残業時間は月20時間程度で、そこまで多くはない」といった口コミや「(所属部署や役職にも寄るが)自分はほぼ残業していない。」といった口コミもあります。

ただし、案件の山場や障害対応に追われることもあり、対応が必要なときには残業が増えることはあります。

が、全体的に、エンジニアはバランスを取って働いている人が多い印象です。

一方で、営業職やカスタマーサクセス職は異なります。

クライアントと直接向き合う部署では、業務負荷が高いという声も聞かれます。

「クライアント対応で頻繁に出張があり、体力的にきつい。日曜に前乗りすることもあり、移動は早朝や夜になることが多い」という口コミもあります。

このように、クライアント対応が絡むポジションでは、稼働時間が長く、激務と感じる人もいるようです。

別の口コミでは「土日を使わないと終わらないほどのタスクがある」という声もあり、営業管理報告や顧客対応に追われる場合もあるようです。

このように、役職や業務内容によって残業時間や業務負荷に大きな差があり、激務ととらえる人がいないわけではありません。

アンドパッドの働きがい

アンドパッドの社員は、激務とされる環境の中でも高いモチベーションを持って仕事に取り組んでいます。

その理由には、会社のミッションや自らの成長実感が大きく関わっていると言えます。

アンドパッドは「幸せを築く人を、幸せに。」というミッションを掲げ、建設業界に変革をもたらそうとしています。

この理念に共感して入社する社員が多く、社会に価値を生み出しているという実感が、働きがいにつながっているのです。

また、急成長する企業であることから、チャレンジングな環境に身を置くことで得られる成長も魅力の一つです。

社員はスキルアップやキャリアアップを目指し、日々の業務を全力でこなしています。

現場での問題解決に取り組むことで得られる達成感や、顧客からの感謝の言葉は、やりがいを感じる瞬間となっています。

さらに、アンドパッドは社員のアイデアを尊重し、積極的に取り入れる文化があります。

自分の提案がプロダクトに反映され、実際に多くの人の役に立つことを実感できることも、大きなモチベーションとなっています。

このような環境が、社員が大変でもやりがいを感じれ頑張る理由の一つです。

アンドパッドでは、社員同士のサポートや協力も働きがいに影響しています。

オープンなコミュニケーションが促進されており、困難なプロジェクトでもチームで一丸となって取り組むことで達成感を得ています。

このように、チームワークが強固であることも、社員が前向きに仕事を続けられる理由の一つです。

アンドパッドの年収の実態とその特徴

アンドパッドの年収は、IT業界全体の平均と比較して同等か、少し上回る水準といわれています。

年収相場や評価制度、昇給やボーナスの実態を知ることで、アンドパッドで働く魅力や課題を明確にしていきます。

アンドパッドの年収

アンドパッドの年収は、IT業界全体の平均と比べると同等かやや高い水準にあります。

特に平均年齢が若いことを考慮すると、全体としては比較的高水準といえるでしょう。

営業職の年収レンジは500万円から800万円程度で、IT業界の営業職平均(約450万円)と比較すると少し高めです。

エンジニア職では600万円から1000万円を超えるレンジが設定されており、業界の中でも競争力のある待遇が用意されています。特にクラウドやデータベース関連の専門スキルを持つ人材は、より高い年収を得られる可能性があります。

また、カスタマーサクセス職では、業界平均の400万円から600万円に対して、アンドパッドでは上限に近い金額が設定される傾向があります。プロジェクト管理能力や建設業界の知見を活かせる人材が高く評価されることが背景にあります。

平均年齢が30代前半と若い企業であるにもかかわらず、このような年収水準を維持している点は、社員への投資を重視している姿勢が伺えます。

アンドパッドの年収は、特定のスキルや経験を持つ人材に対して業界平均を上回る待遇を提供しており、SaaS企業として競争力のある位置づけといえます。

アンドパッドの評価制度と昇給・ボーナスの実態

アンドパッドでは、半期に一度の頻度で社員の業績や貢献度が評価されます。

この評価を基に昇給の可否や金額が決定される仕組みになっており、成果を上げると、評価を受けて収入に反映される可能性があります。

特に営業職では、売上目標の達成度や新規案件の獲得数が、エンジニア職ではプロジェクトの完成度や技術的な貢献が評価に直結します。

ただし、全ての社員が昇給するわけではありません。

しっかりと成果を上げ、そのうえで成果を明確にアピールする能力や、チームとしての成果に貢献する姿勢が評価を高めるポイントとなるでしょう。

また、アンドパッドでは、入社時の年収交渉が特に重要とされています。

入社後の昇給は評価に基づき段階的に行われるため、初年度の給与水準がその後の収入のベースとなるケースが多いです。

そのため、採用面接やオファー交渉の際には、スキルや経験を的確にアピールし、自分の市場価値に見合う年収を提示してもらうことが重要です。

また、IT業界やSaaS企業での経験がある場合は、それを交渉の材料にするなど、より高い年収でのスタートを掴み取ることが期待されます。

こうした交渉を成功させるためには、事前に市場の給与水準を調査し、自分の経験やスキルを適切に評価する準備が欠かせません。

アンドパッドで退職勧奨はある?

アンドパッドについて調べると、「アンドパッド 退職勧奨」と出てきて、気になっている人も多いでしょう。

これらの噂にはどのような背景があるのか、また、その実態について詳しく掘り下げていきます。

退職勧奨の噂が出る理由は?

退職勧奨が話題となる要因として、成果を求められる環境が挙げられるでしょう。

営業職やカスタマーサクセス職のように顧客対応が多いポジションでは、成果を求められるプレッシャーが強いとされています。

このような環境下で、目標未達や適応の遅れが続く場合、退職を勧められる会社もあります。

アンドパッドでは一部の部署でタスク量が非常に多いとの口コミが見られ、その中でも高い成果を求められます。

そういった環境の中で、退職

また、組織変更が頻繁に行われるため、新しい役割への適応力が求められます。

これに応じられない場合、個人にとって厳しい環境になることも要因といえるでしょう。

アンドパッドで退職勧奨

2023年、アンドパッドで退職勧奨があったとして交渉が行われたとの内容がX(旧Twitter)に投稿されたことがあります。

現在、そのツイートは削除されております(スクリーンショットを使ったリツイートのみが残っている状況です)。

また、この件に対して企業側は事実が確認できないとしており、公式な発表も行われていません。

その後の経緯や交渉結果についてもインターネット上には情報が出ていないため、真実については不明です。

上記以外の退職勧奨については、インターネット上では特に情報がありません。

こうした状況から、退職勧奨に関する噂が事実であったのか、また実際にどのようなやり取りがあったのか、X(旧Twitter)で取り上げられた1件以外にもあったのかについては、現時点では明確な判断ができないといえます。

気にはなるかもしれませんが、こういった内容については、SNS上の情報だけで判断するのではなく、実際に働く環境や文化を直接確認することが重要です。

アンドパッドの将来性

アンドパッドは建設業界に特化したSaaSサービスを提供しており、市場での成長が期待されています。

特に建設業界でのシェア拡大や、多角化するサービス展開、そして企業文化の強みによってその将来性が支えられています。

それぞれの要因について詳しく見ていきましょう。

将来性を支える要因①建設業界でのシェア拡大と資金調達の成功

アンドパッドは、建設業界に特化したVertical SaaSの代表格として注目を集めています。

特に戸建て住宅を中心とした施工現場での利用が進み、大規模施設や店舗施工にもサービスの範囲を広げています。

建設業界では、デジタル化が遅れている分野も多く、その課題を解決するためのプラットフォームを提供することで需要を掴んでいます。

2024年には122億円という大規模な資金調達を成功させており、これは財務基盤の強化だけでなく、新規事業の開発や既存サービスのアップデートを加速させる材料となっています。

そうした資金調達の背景には、アンドパッドの成長性や業界での地位が高く評価されていることが伺えます。

このように、業界内での確固たるポジションを築き、資金調達を活用してさらなる成長を目指している点は、アンドパッドの将来性を語るうえで欠かせない要素です。

将来性を支える要因②多角化するサービスと市場での成長性

アンドパッドは、提供するサービスの幅を広げ、建設業界のあらゆるニーズに応える仕組みを整えています。

当初は戸建て住宅施工が中心でしたが、現在ではアパート、オフィスビル、店舗施工、大規模施設の修繕・メンテナンスまで対応領域を拡大しています。

この多角化は、より幅広い市場をカバーするだけでなく、顧客基盤の多様化にもつながっています。

また、建設業界における効率化や生産性向上に対する需要が高まる中で、アンドパッドのサービスは大きな価値を生み出しています。

これは、建設現場での業務効率を改善し、無駄を減らすことで、顧客にとっても大きな利便性をもたらしているためです。

このようなサービスの多角化と市場の成長性を見据えた戦略は、アンドパッドが将来にわたって持続可能な成長を遂げる上で重要な柱となっています。

将来性を支える要因③アンドパッドの企業文化とその強み

アンドパッドの企業文化も将来性を支える重要な要因の一つです。

特に、組織が頻繁に変化する中でも柔軟に対応できる社員の姿勢や、オープンで協力的なコミュニケーション環境が整っています。

この文化は、急速に変化する市場環境に適応し、新しいアイデアを形にする土壌を作り上げています。

また、建設業界特有の複雑なニーズに対応するため、社員間の知識共有や専門性の深化を重視しています。

このような企業文化の強みは、技術革新と市場拡大の両方を実現するための推進力となっています。

企業文化が強みとして機能することで、社員一人ひとりが自発的に成長し、会社全体の競争力を高めることにつながっています。

これは、アンドパッドが持続的に成長し続けるための基盤となっています。

アンドパッドの時価総額と上場

アンドパッドは、2024年時点では未上場で、現時点では特に上場の情報は出ていません。

しかし、未上場企業ですが、独自の戦略と市場での存在感から注目を集めています。

IPO(新規株式公開)を急がず、「オールジャパン」としてのビジョンを掲げる理由や、未上場ながらも実績を積み上げる背景について詳しく見ていきます。

アンドパッドは2022年に国内スタートアップ評価額ランキング14位にランクインの実績

アンドパッドは未上場でありながら、国内のスタートアップとして高い評価を受けています。

2022年には、国内スタートアップ評価額ランキングで14位にランクインし、その評価額は786億円に達しました(2022年時点)。

これは、建設業界特化型SaaSとしての成功が大きく影響しています。

評価額の高さは、アンドパッドの急成長と市場でのリーダーシップの証といえます。

特に、国土交通省が主催する「令和3年度 i-Construction大賞」において「国土交通大臣賞」を受賞したことは、業界内外での信頼を築く重要な出来事でした。

こうした受賞歴は、アンドパッドが建設業界のデジタル化において重要な役割を果たしていることを示しています。

さらに、2022年に約38億円を調達したことも、評価額の向上に寄与しています。

この資金は、プラットフォーム戦略の加速や人材への投資に活用され、アンドパッドの成長をさらに後押ししています。

特に、SaaS関連企業やDX関連企業への投資経験を持つ国際的な投資家との連携が、アンドパッドの戦略的優位性を支える重要な要素となっています。

こうした背景から、アンドパッドは未上場ながらも国内外の投資家や市場から注目される存在であり、その成長ポテンシャルは引き続き高く評価されています。

アンドパッドは小さなIPOではなく「オールジャパン」を目指す

アンドパッドは、現在未上場でありながら、建設業界特化型SaaSとして注目されています。

アンドパッドの荻野泰弘CFOは、短期的な「スモールIPO」を目指すのではなく、長期的に業界全体を牽引する「オールジャパン」としてのビジョンを掲げています。

多くのスタートアップが小さな資金調達を繰り返して上場を目指しますが、これはサービス利用者にとって必ずしもメリットをもたらすわけではありません。

小規模なIPOでは、建設業界内での競合やデータの分断が進む可能性があり、ユーザーの利便性を損なう恐れがあるとしています。

アンドパッドは、そうした短期的な利益追求よりも、長期的に業界全体を変革し、大きな付加価値を提供することを重視しています。

市場全体を視野に入れ、強固な基盤を築いた上で大規模なIPOを実現することが戦略の核心にあるのです。

このようなビジョンは、短期的な利益よりも持続的な成長を重視するアンドパッドならではの特徴といえるでしょう。

荻野泰弘CFOインタビュー参照

上場は急がずM&Aで規模を拡大

最近のSaaS企業は、小粒上場をするのではなく、しっかりと企業を育ててからIPOを狙う企業が増えています。

アンドパッドもその一社で、上場を急がず、M&Aを活用して事業規模を拡大する戦略を取っています。

その一例が、2023年4月に買収した株式会社コンベックスとの資本業務提携です。

この提携により、建設業界向けのソフトウェアである「Digima」を取り込み、プロダクトラインを強化しました。

クライアントファーストの視点から、複数の製品を一つの企業グループで提供する方が合理的という判断です。

この戦略は、顧客の利便性を高めるだけでなく、企業としての競争力を向上させる重要な要素となっています。

建設業界特有の複雑なニーズに対応するため、複数の製品やサービスを一元的に提供できる体制を整えることも目的の一つとして挙げられるでしょう。

また、近年、SaaS企業のIPOが減少しているのですが、その背景には、SaaSバブルが落ち着き、上場による資金調達が難しくなったことが要因として挙げられます。

そういった市場の変化もあり、アンドパッドはM&Aを通じて事業を拡大し、企業価値を高める戦略を選んでいると言えます。

買収によって顧客単価を引き上げるだけでなく、新しい市場やニッチな分野への進出も可能にしています。

このように、上場を急がず成長を続ける姿勢は、アンドパッドの長期的なビジョンと合致していると言えるでしょう。

まとめ:アンドパッドは激務な部分もあるかもしれないが将来性もあり成長できる企業

アンドパッドでは、激務といわれるような環境があるかもしれません。

特に、営業やカスタマーサクセスのように顧客対応を多く行う職種では、タスク量が多く、負担を感じることもあるかもしれません。

しかし、その一方で、アンドパッドは建設業界特化型のSaaS企業として急成長しており、注目のスタートアップです。

未上場ながらも国内スタートアップ評価額ランキングで14位にランクインしたこともあり、業界内でのシェア拡大やサービスの多角化を通じて、持続的な成長を目指しています。

また、社員への投資や長期的なビジョンを重視しており、キャリアアップの機会も豊富です。

激務といわれる部分がある一方で、成長意欲の高い人にとっては、自身のスキルを磨き、業界における専門性を高める絶好の環境といえます。

アンドパッドは、将来性を備えた旬の企業であり、建設業界のデジタル化を推進する重要な役割を担っています。

この企業で働くことで得られる経験は、個人のキャリアに大きな価値をもたらすでしょう。

この記事を書いた人

バリバリ現役の外資IT企業のSE(システムエンジニア)。日系SIer→大手外資IT→中堅外資IT。転職経験を活かし、エンジニア目線でIT転職について発信中。
エースは小学校時代のあだ名。

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